小腸内細菌増殖症(SIBO)には漢方薬が有効です
食べ過ぎたような不快感…
近年注目されるようになった「小腸内細菌増殖症」
「小腸内細菌増殖症」は漢方薬で改善します。
小腸内細菌増殖症の漢方薬
小腸内細菌増殖症は胃から流入してきた細菌の異常な増殖、ストレスなど自律神経(胃の働き)の乱れ、膵臓や大腸などの機能低下によって引き起こされると考えられます。
菌の流入が原因の場合は「胃の働きを整える漢方薬」や「菌の除去に働く漢方薬」を。
ストレスなどが原因の場合は「自律神経を整える漢方薬」を。
膵臓や大腸などの内臓機能低下が原因の場合は「各臓器に合わせた体質改善に働く漢方薬」を選別していきます。
小腸内細菌増殖症(SIBO)とは
本来ほとんど細菌が存在しない小腸内で細菌が増殖し、栄養を分解して多量のガスを産生させてしまうことによって様々な症状をひき起こす状態が小腸内細菌増殖症(SIBO)です。
小腸内細菌増殖症の症状は
・腹部膨満感、腹痛
・便秘、下痢、脂肪便
・ガス(放屁)
・所々の痛みや躁鬱感
などがあり、症状が長期に渡って出たり治まったりを繰り返すこともあります。
小腸内細菌増殖症(SIBO)の原因
太陽堂では以下が原因になると考えています。
・胃酸の減少による小腸への細菌流入
・ストレスや疲労による胃腸機能の乱れ
・膵臓や胆のう、大腸などの機能低下
その中でも「胃酸の減少による小腸への細菌流入」と「ストレスや疲労による胃腸機能の乱れ」を同時に抱えることで、さらに症状が進行します。
病院のお薬で改善しにくいと言われるストレスや疲労からくる胃腸機能の乱れに対して、漢方薬は高い有効性を期待できます。
胃酸の減少には「胃酸分泌抑制薬」や「抗うつ薬」などの、薬剤性が原因となる場合もありますので注意が必要です。
少腸内細菌増殖症は比較的新しい疾患です。
過去に機能性ディスペプシア(FD)や過敏性腸症候群(IBS)、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)と診断されてきた疾患も、小腸内細菌増殖症の可能性があると言われています。
今までにこのような診断されたことがある方は、気になる点がありましたらお問い合わせください。
「機能性ディスペプシア(FD)」、「過敏性腸症候群(IBS)」や「潰瘍性大腸炎」については別のページでご紹介しておりますので、ご覧になって見て下さい。
小腸内細菌増殖症の症例
症例(平成21年生 男性)
1年半前から症状が出始め、最初は逆流性食道炎と言われていたが再診した所「小腸内細菌増殖症」との診断。
胃酸分泌を抑える薬を服用していたが症状に改善が見られないため、こちらにご相談に来られました。
症状は「食道・胃の不快感やゲップ」・「食欲不振」・「軽いうつ」があるとのことでした。
漢方の種類は、
①胃の働きや自律神経を整える漢方薬
②胃粘膜の改善に導くカプセル製剤
を出させて頂きました。
漢方服用開始から2ヶ月、食道や胃の不快感やゲップが減ってきたとのこと。
漢方服用開始から4ヶ月、食欲も出てきて気持ちも前向きになったとのことでした。
悩まれていた症状に改善が見られてなによりです。
この調子で鎮静していくと良いですね。
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
Q.病院のお薬で治らなかったのに漢方薬で良くなりますか?
A.漢方薬にて症状の改善が見られている方が多いです。
原因を特定することで体質改善して再発予防も可能ですよ。
Q.原因がわからないのですが、それでも大丈夫ですか?
A.お身体の状態やヒアリングシートの内容から漢方薬を選んでいきます。
こちらで症状に合いそうな漢方薬を選ぶので安心してください。
Q.小腸内細菌増殖症の疑いと言われました、疑いでも良くなりますか?
A.太陽堂では病名ではなく、一人一人の症状や体質を見て漢方薬を選定します。
詳しくはお問い合わせください。
Q.漢方薬のお値段はどのくらいですか?
A.ご希望される生薬や状態によって異なりますが、1週間あたり5000円前後が目安になっております。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、「じっくり時間を取ったご相談」を心がけています。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
「担当薬剤師」 前原 信太郎
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。