痔核

痔核(いぼ痔)は漢方薬で改善します。

排便時に出血してしまう…
 
しこりがあって座ると痛い…
 
膿が出てきて下着が毎回汚れる…
 
「発症すると長く悩まされることの多い痔核」
 
身体の内側から痔核を改善していきましょう。

痔核(いぼ痔)の漢方薬

太陽堂が考える痔核は「肝臓機能の低下」「血流の悪さ」によって引き起こされます。
 
そのため、基本的には「肝臓の機能を高める漢方薬」「血流を良くする漢方薬」を使っていきます。
 
出血を伴う場合は「出血を止める漢方薬」を、
 
痛みや膿がある場合には「痛みを鎮めて膿を外に出す漢方薬」を、
 
症状や原因に合わせて漢方薬を選別していきます。

痔核(いぼ痔)とは

肛門周辺に「うっ血した腫瘤(しこり)」が出来てしまう状態を指し、肛門の内側にできたものを「内痔核」、外側にできたものを「外痔核」と呼びます。
 
「内痔核」の初期は出血があるが、進行すると痛みも出てきます。
 
「外痔核」は痛みがあることが多く、進行すると出血してきます。
 
肛門の皮膚が切れたり裂けた状態を「裂肛(切れ痔)」といい、痛みも出血も伴います。
 
特に固い便で肛門周辺を刺激するため、強い症状を引き起こすことで悪化につながります。
 
また、排便時に内痔核が肛門の外に脱出することを「脱肛」といい、繰り返すと元に戻らなくなり「菌感染」「激しい痛み」を引き起こします。

痔核(いぼ痔)の原因

ストレスの増加、不規則な生活や疲労の蓄積、食事の欧米化により多量の脂質や糖質の摂取、運動不足。これらが「血流の乱れ」に繋がり、「肛門周囲のうっ血」を引き起こします。
 
血流が悪くなると栄養がスムーズに運ばれなくなるため、肝臓が血液をうまく流すことができずに「門脈のうっ血」を起こします。
 
これらが「痔核」の原因となってしまうのです。

痔核・脱肛の症例

症例①(昭和38年生 女性)

痔核と脱肛に悩みこちらにご相談に来られました。
 
4日前より「痔核」を確認、脱出して元に戻らなくなり(脱肛)痛みが出ているとのこと。
3年位前にも「肛門の痛み」「出血」が出ていたとのことでした。
 
漢方の種類としては
 
①血流を良くする煎じ薬
②痔核の痛みを取る煎じ薬
 
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
  
漢方服用開始から1ヶ月、まだ脱出している部分はあるが、痔核も痛みも改善してきているとのこと。
 
漢方服用開始から10ヶ月、痔核・痛みともにほとんどないとのこと。
脱出もなくなったため、「漢方薬の量を半分にして」様子を見ることになりました。
 
漢方服用開始から1年6ヶ月、痛みもなく痔核も確認できなくなっているとのこと。
 
漢方服用開始から2年、痛みもなく調子が良いので今回で漢方終了とさせて頂きました。
 
順調に改善が見られて安心いたしました。
生活を気を付けて頂きながら、この調子で過ごせると良いですね。

症例②(昭和51年生 男性)

10年ほど前に痔核を発症、手術をしたが再発したとのこと。
最近になり症状が酷くなってきたのでご相談に来られました。
 
症状としては「排便時の座れないほどの肛門の痛み」との事。
また肛門付近の違和感も出ているとの事でした。
 
漢方の種類としては
 
①血流を良くする漢方薬
②肝臓の働きを良くする漢方薬
 
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
 
漢方服用開始から1ヶ月、排便時に痛みはあるが座れているとのこと。
 
漢方服用開始から6ヶ月、違和感はあるが痛みは大分改善しているとのことでした。
 
漢方服用開始から1年6ヶ月、痛み・違和感共に改善しているとのこと。
調子は悪くないとのことでした。
 
漢方服用開始から2年、調子よく過ごせているので、再発防止もかねて「漢方量を減らして」様子を見ることに。
 
漢方服用開始から3年、1年間調子が良い状態が維持出来たとのことで今回で漢方終了とさせて頂きました。

長期に服用いただきましたが、再発することなく過ごせていたのでとても安心しました。
このまま過ごしていけると良いですね。

患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。 どうぞ参考にされて下さい。
患者さんの声 痔核・痔ろう・脱肛
Q&A(良くある質問)
 
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
 
Q.病院ではうまく付き合うしかないと言われました、漢方薬で治りますか?

A.漢方薬にて症状の改善が見られている方が多いです。
患部に漢方を届きやすくするように体質改善に取り組むことも大切ですよ。
 
Q.手術後に再発してしまいましたが、それでも大丈夫ですか?
 
A.太陽堂では手術後の再発抑制で漢方を服用している方も多くいらっしゃいます。
詳しくはご相談ください。
 
Q.病気が発症してから長いですが、改善するでしょうか?
 
A.発症してからの年数や期間が長いと漢方も長期で服用可能性はあります。
ただ長いから改善しないということはないのでご安心ください。
 
Q.漢方薬のお値段はどのくらいですか?
 
A.ご希望される生薬や状態によって異なりますが、1週間あたり5000円前後が目安になっております。
 
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
東京新宿の漢方薬局太陽堂のお問合せ

太陽堂の特徴
 
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
 
特徴その1.
当薬局では、「じっくり時間を取ったご相談を心がけています。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
 
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
 
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
 
「担当薬剤師」 前原 信太郎
 
「学術発表 実績」 2017年 学術発表
 
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
 

 

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。