その辛いチック症・トゥレット症に効く漢方薬
つねに首を振ったりカラダを動かしてしまう…
鼻やのどを鳴らす癖をどうにかしたい…
何をしても一向に症状が治まらない…
チック症・トゥレット症は漢方薬で改善が可能です。
ぜひ一度、漢方薬をお試し下さい。
チック症とは
「首振り」や「まばたき」など一見癖のように見える行為が現れる精神疾患です。
無意識に筋肉を動かしてしまう病気の為、本人の意思では止める事が出来ません。
一般には小児(主に5~9才)に多く見られる病気ですが、最近では大人の方でも「チック症」や「トゥレット症」に悩む方は多くなり、再発率も高くなってきています。
男女比で言うと男性・男児に多く見られる病気になり、男性・男児の割合は女性・女児の「約3倍」です。
チック症・トゥレット症の症状
大きく分けると「運動チック」・「音声チック」の2つの症状に分ける事が出来ます。
運動チックの症状
一般的な「運動チック」の症状としては、
・首振り
・まばたき
・顔をしかめる
などです。
太陽堂では、特に「首振り」の症状でお悩みの方から多くの問い合わせをいただいております。
音声チックの症状
一般的な「音声チック」の症状としては、
・鼻鳴らし
・咳払い
・のど鳴らし
などです。
「音声チック」の症状でお悩みの方が多く、中でも鼻やのどを鳴らしてしまう方が多いです。
チック症の1種「トゥレット症」とは
「運動チック」と「音声チック」の症状が1年以上持続するのが「トゥレット症」です。
その為「トゥレット症」はチック症状が継続してひどくなった病気と考えられます。
チック症・トゥレット症の原因
厳密には特定されていませんが、
・「ストレスの蓄積」
・「興奮」
・「疲労」
などが原因と言われています。
特に対人関係が不器用で、不安やストレスを感じやすい・緊張をしやすいなどデリケートな方に発症しやすい傾向です。
また「低出生体重」や「妊娠中の母親の喫煙」なども関係あると言われています。
チック症・トゥレット症の漢方薬
一番の原因は「ストレス」です。
ストレスがかかる事で筋肉が緊張してしまい、それを発散するために「運動チック」や「音声チック」などの症状が出てしまいます。
その為
・「筋肉の緊張をほぐす漢方薬」
・「ストレスを緩和する漢方薬」
を使う事で改善が見られる事が多いです。
また「音声チック」が見られる場合は「喉の違和感を取る漢方薬」や「神経を緩める漢方薬」を併用する事で違和感や緊張を取っていきます。
大人のチック症状の中には、首や肩、手の震えなどの「本態性振戦」のような症状を併発していることがあります。
もしかして、と思われた方は「本態性振戦」について別のページでご紹介しておりますので、ご覧になって見て下さい。
チック症・トゥレット症の症例
症例①(平成22年生 男児・服用開始時 9才)
1年ほど前に症状が気になり、病院へ行ったことろ「チック症」と診断。
症状が強く出るようになってきた為、こちらにご相談に来られました。
症状としては主に「首振り」が気になるとの事。
音声でも「ウッ・ウッ」と小さな声が出るとの事でした。
漢方の種類としては、
①筋肉の緊張をほぐす漢方薬
②のどの違和感を取る漢方薬
③緊張をほぐす丸剤
の3種類を併用して出させて頂きました。
漢方服用開始から1ヶ月、音声チックはほとんど出なくなり、首振りも少なくなっているとの事。
症状なく過ごせる日が増えているとの事でした。
漢方服用開始から2ヶ月、音声チック・首振り、ともにほとんどなく過ごせているとの事。
順調に改善しているとの事でした。
こちらは早期改善が見られた例になります。
現在も漢方薬を服用中なので、症状が出る事なく過ごせると何よりですね。
症例②(昭和57年生 男性・服用開始時 37才)
10年以上前に病院に行った所「チック症・トゥレット症」と診断。
病院のお薬で様子を見ていたが改善が見られなかった為、こちらにご相談に来られました。
症状としては「首振り」などの不随意運動で、特にリラックスしている時に起きやすいとの事でした。
出始めたキッカケはストレスが一番かかっていた周期との事。
漢方の種類としては、
①筋肉の緊張をほぐす漢方薬
②緊張を解す錠剤
③緊張を解す丸剤
の3種類を併用して出させて頂きました。
漢方服用開始から1ヶ月、前よりも回数が少なくなっているとの事。
リラックス時も出にくくなっているとの事でした。
漢方服用開始から2ヶ月、首振りは少なくなり、良い時が多くなっているとの事。
調子よく過ごせてているとの事でした。
漢方服用開始から4ヶ月、首振りも少なく、自分でコントロールできるようになってきているとの事でした。
漢方服用開始から7ヶ月、首振りもほとんどしなくなったとの事なので今回で漢方終了となりました。
症状に改善が見られて安心いたしました。
このまま調子よく過ごしていけると良いですね。
症例・漢方治療歴に他の患者様の症例ものっています。 どうぞ参考にされて下さい。
症例・漢方治療歴 チック症・トゥレット症
Q&A(良くある質問)
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
Q.病院のお薬や鍼灸を試してみたのですが、症状が改善されませんでした…
漢方薬で「チック症状」が治るの?
A.チック症状は筋肉の過緊張からきています。
精神的なストレスを和らげ、筋肉を緩めればチック症状もなくなる事が多いです。
Q.「チック症状」が出てから期間が長いのですが大丈夫でしょうか…
A.期間が長いほど改善までお時間はかかってしまうかもしれません。
ただ10年以上苦しまれている方も良くなっている方は多いですよ。
Q.子供でも飲めるの?
A.苦みが強い漢方薬の為、飲めないという方もいらっしゃいます。
ただ、慣れが大事なので最初は嫌でも徐々に飲めるようになる事は多いですよ。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、「じっくり時間を取ったご相談」を心がけています。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
「担当薬剤師」 前原 信太郎
「学術発表 実績」 2017年 学術発表
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学と東洋学、双方の良いところを踏まえたサポートを心掛けています。
お客様から「症状が出なくなった」「気持ちも軽くなって笑顔が増えた」というお言葉をいただくことが、毎日の励みになっています。
二人三脚でお悩みを解決できればと思います。
些細なことでも、お困りのことがあればいつでもご相談ください。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。