昭和53年生 男性
おはようございます。
今日の患者さんは、B型肝炎の患者さんになります。
元々B型肝炎のキャリアの方で、病院に通っていました。
最近になり肝機能の数値が上昇してきた為心配になりこちらに相談に来られました。(ASTが48、ALTが96)
今の所症状はないが、最近疲れるようになり疲れが気になっていたとの事。
漢方の種類としては、
①ウイルスを抑える粉薬
②肝臓の炎症を抑える作用のある煎じ薬
の2種類を出させて頂きました。
漢方服用開始から11ヶ月、肝機能の数値が、AST31、ALT43まで下がりどちらも正常値までになりました。
またHBV-DNA定量(体内のウイルスの状態の指標)を始めて計った所、10だったそうです。
漢方服用開始から1年1ヶ月、今回はHBV-DNA定量(体内のウイルスの状態の指標)の測定だけになり、9.6まで落ちたとの事でした。
漢方服用開始から1年11ヶ月、AST34、ALT50と若干肝機能の数値は上がってしまいました。
ただHBV-DNA定量(体内のウイルスの状態の指標)は落ちて、8.6まで落ちていました。
少しずつの改善になりますが、いい方向に向かっていると思います。
時間がかかっていますが、引き続きこの調子で改善が見られていくと良いですね。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。