2019 05/16 非結核性抗酸菌症・疲れ[治療終了]

昭和20年生 女性
 
こんにちは。
今日の患者さんは「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)」・「疲れ」の方になります。
 
5.6年ほど前に病院に行った所「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)」と診断。
暫く症状はなかったが、最近になり症状が気になるようになった為ご相談に来られました。
 
症状としては「咳」「痰」「疲れ」「息苦しさ」との事。
一番気になるのは疲れ息苦しさとの事でした。
 
漢方の種類としては、
 
①菌を除去する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
③脾虚を改善する煎じ薬
(脾虚とは、身体の疲れになり脾虚がおこると微熱・体重減少・食欲低下・疲れなどが起こります。)
 
の3種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から4ヶ月、毎年9月になると調子が悪くなるのが今年は調子良く過ごせたとの事。
風邪を引く事もなく元気に過ごせているとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から8ヶ月、引き続き息苦しさ・疲れ共に調子が良いとの事。
最近は咳に関しても調子が良いとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から1年、咳や痰・疲れ共に調子が良いとの事。
調子が良いので菌を除去する漢方薬と免疫を上げる漢方薬を1日1回に落とさせて頂きました。
 
漢方服用開始から1年3ヶ月、疲れも全くでないとの事で「脾虚を改善する煎じ薬」の代わりに「水の流れを良くする煎じ薬」を出させて頂きました。
喉のイガイガがあったのですが、それもなくなり咳も前よりも少なくなっているとの事。
 
漢方服用開始から1年6ヶ月、咳は完全には止まっていないが、大分良くなっているとの事。
最初出ていた時と比べると3割くらいまで落ち着いてきているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年9ヶ月、まだ咳は出ているが、引き続き良くなっているとの事。
寒くなっても体調が悪くなる事なく過ごせているとの事でした。
 
漢方服用開始から2年、咳も出ることなく体調も良いとの事で今回で治療終了。
順調に改善が見られているとの事でした。
 
調子の改善が見られ安心いたしました。
咳も改善、体調も良い方向に向いたので引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。