2019 04/26 非結核性抗酸菌症・気管支拡張症[1年10ヶ月]

昭和26年生 女性
 
こんにちは。
今日の患者さんは、非結核性抗酸菌症(肺MAC症)の方になります。
 
20年ほど前に病院にて気管支拡張症と診断、8年ほど前に非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断。
病院のお薬を飲んでいても症状が悪化している為、こちらにご相談に来られました。
 
症状としては身体のだるさとの事。
特に緑色~黄色の濃い痰が気になるとおっしゃっていました。
 
漢方の種類としては、
 
①菌を除去する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
③肺を潤す煎じ薬
 
の3種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から1ヶ月、一番の変化は食欲が出てきた事とおっしゃって頂けました。
だるさも改善が見えているとの事。
 
漢方服用開始から7ヶ月、疲れに関しては変わらず調子が良いとの事。
痰に関しても色が緑色や黄色の痰から透明の痰になってきているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年1ヶ月、一時期咳が少し酷くなってしまったが今は少し落ち着いたとの事で、菌を除去する粉薬と免疫を上げる粉薬の2種類を半分の量まで落としました。
痰もまだ出ているが色は透明のままとおっしゃって頂けました。
 
漢方服用開始から1年6ヶ月、まだ痰は出てしまっているが、咳に関しては落ち着いてきているとの事。
痰絡みの咳も少なくなっているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年10ヶ月、咳は出てしまっているものの激しい咳は大分治まってきているとの事。
風邪も引くことなく元気に過ごせているとの事でした。
 
一番気になっていた咳が少しずつ改善が見られているようで安心いたしました。
引き続きこの調子で改善が見られていくと何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。