昭和19年生 女性
こんにちは。
今日の患者さんは「気管支拡張症」の方になります。
7年くらい前に病院にて気管支拡張症と診断。
症状が酷くなってきたので心配になりご相談に来られました。
症状としては、咳や痰・血痰が出てしまっているとの事。
痰の色は黄緑色の痰、咳に関しては朝方が酷く、午後も苦しい時があるとおっしゃっていました。
漢方の種類としては
①肺を潤す煎じ薬
②肺の炎症を鎮める煎じ薬
を2種類組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から3ヶ月、まだ咳と痰は出ているが咳の回数は減っているとの事。
血痰も出る事が少なくなっているとおっしゃっていました。
漢方服用開始から5ヶ月、まだ咳は出ているが夜の咳こみが少なくなり痰の色も変わってきているとの事。
少しずつ良くなっていると思うとおっしゃって頂けました。
漢方服用開始から9ヶ月、漢方薬の微調整をして「肺の炎症を取る煎じ薬」と「膿を取る煎じ薬」に変えた所、咳も痰もほとんど出ない所まで改善したとの事。
調子良く過ごしているとおっしゃって頂けました。
漢方服用開始から11ヶ月、朝に黄色の痰が時々出るが調子は良いとの事。
調子が良いので漢方薬の分量を1日1回にしていましたが、酷くならずに過ごしているとの事でした。
漢方服用開始から1年3ヶ月、痰・咳ともに少なく調子が良いとの事で今回で治療終了。
風邪も引く事なく調子が良いとの事でした。
順調に改善が見られ安心いたしました。
漢方薬を止めても引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。