2023 08/07 てんかん(癲癇)[2年1ヶ月]

平成16年生 男性(漢方服薬開始時 17歳)
 
こんにちは。
今日の患者さんは「てんかん(癲癇)」の方になります。
 
10年前に意識を消失し、病院に行った所「てんかん」との診断。
長く病院のお薬(カルバマゼピン、イーケプラ、ヒダントールなど)を服用しているが最近症状がひどくなってきたため、こちらにご相談に来られました。
 
症状は、複雑性部分発作による「意識消失」や、二次性全般化発作による「けいれん」とのこと。
ひどい時は発症する頻度が上がるとのことでした。
 
漢方薬は、
 
①脳の電気信号や自律神経を整える漢方薬
②熱を鎮める漢方薬
 
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
 
漢方服用開始から2ヶ月、発作の回数や頻度が減っているとのこと。
本人もそれを実感できているとのことでした。

漢方服用開始から4ヶ月、漢方服用から一度も二次性全般化発作が起きていないとのこと。
調子も良いので漢方量を少し減らして様子を見ることになりました。

漢方服用開始から10ヶ月、漢方量を減らしても発作はほぼ出ていないとのことでした。
 
漢方服用開始から1年4ヶ月、時折弱い発作が出るが以前よりも楽に過ごせているとのこと。
かなり体調も良いとのことでした。

漢方服用開始から1年10ヶ月、発作がほとんど出ていないとのことでした。

漢方服用開始から2年1ヶ月、大きな発作なく過ごせているとのことで、漢方量をさらに減らして様子を見ることになりました。

徐々に改善が見られているようで安心いたしました。
引き続きこの調子で発症が治まっていくとなによりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。