昭和5年生 男性
今日の患者さんは、非結核性抗酸菌症・微熱の方になります。
咳と痰・微熱があり、病院に行った所非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断。
入院治療をしたが改善が見られず、こちらに相談に来られました。
症状としては夕方になると必ず出る微熱・咳・痰との事。
一番は微熱が気になるとおっしゃっていました。
漢方の種類としては、
①菌を除去する粉薬
②免疫を上げる粉薬
③身体の疲れを取る煎じ薬
の3種類の漢方薬を出させて頂きました。
漢方服用開始から4ヶ月、夕方37度まで上がっていた体温がほとんど出なくなっているとの事。
普段の熱も36度前半まで下がってきていました。
微熱が治まってきているので身体の疲れを取る煎じ薬を肺を潤すじ薬に切り替えさせて頂きました。
漢方服用開始から7ヶ月、咳も治まり朝方痰が少し絡むくらいまで減っているとの事。
咳・痰に関しては中々改善が見られなかったのでホッとしております。
漢方服用開始から1年、ある程度症状が取れたのでご本人の希望により治療終了。
本当であれば2年間は続けてほしかったのですが、症状が取れたので治療終了となりました。
最初訴えていた症状の改善は見られていた為、引き続き症状が出る事無く過ごせると何よりですね。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。