膀胱頸部硬化症は、漢方薬で改善します。
トイレが近くて何度も夜中に目が覚める…
つねに残尿感があって…
尿意はあるけど尿が中々出てこない…
様々な膀胱のトラブルを引き起こす「膀胱頸部硬化症」。
「膀胱頸部硬化症」は漢方薬で改善します。
膀胱頸部硬化症の漢方薬
太陽堂では以下の3つを膀胱頸部硬化症(ぼうこうけいぶこうかしょう)の原因として考えています。
・前立腺や膀胱の炎症
・血流の乱れ
・ストレスやうつによる自律神経の乱れ
これらが続くと膀胱頸部の炎症が見られるようになり、さらに慢性的になると「膀胱頸部の硬化」を引き起こします。
そのため、「炎症を取る漢方薬」や「血流を整える漢方薬」を使っていくことが多いです。
また「精神的なストレスやうつ」によって引き起こされることもあり、その場合は「自律神経を整える漢方薬」を使っていきます。
膀胱頸部硬化症とは
尿をためる膀胱と尿道をつなぐ「膀胱頸部」が何らかの原因で硬くなってしまい、様々な排尿のトラブルを引き起こす状態を指します。
膀胱は主に筋肉でできているため、硬化が進むと筋肉を動かしにくくなってしまい排尿をコントロールできなくなります。
・尿が出ずらい、尿の勢いが弱い
・頻尿(トイレに行ってから1時間もたない)、夜間頻尿(夜にトイレに行きたくて起きる)
・残尿感、尿失禁(突然の尿意によって漏れてしまう)
・膀胱痛、排尿痛
などの症状が見られます。
慢性化すると「血尿」や「尿路感染」が見られ、さらにひどくなると膀胱頸部が閉じて尿が出せなくなり「手術」が必要になる場合もあるので注意が必要です。
その他にも「喫煙」や「肥満」が原因で引き起こされることもあります。
よく「前立腺肥大症」と似たような症状が出ると言われています。
「前立腺肥大症」については別のページでご紹介しておりますので、ご覧になって見て下さい。
前膀胱頸部硬化症の症例
症例(昭和24年生 女性)
10年以上前から症状が出始めたため病院に行った所、「膀胱頸部硬化症」と診断。
最近になって症状が強くなってきたため、こちらにご相談に来られました。
症状は「下腹部不快感」・「膀胱の痛み」・「頻尿」が気になるとのこと。
夜間頻尿もあり、特にお昼時がひどいとのことでした。
漢方の種類は、
①膀胱の炎症を取る漢方薬
②血流を良くする漢方薬
を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から3ヶ月、膀胱の症状は良くなり痛みや不快感が減っているとのこと。
少しずつ良い日が増えているとのことでした。
漢方服用開始から5ヶ月、引き続き下腹部の不快感なく調子が良いとのこと。
漢方服用開始から8ヶ月、不快感なく過ごせていて調子が良いとのことでした。
漢方服用開始から1年1ヶ月、トイレの回数も少なく、体調良く過ごせているとのことで今回で漢方終了。
調子の良い状態が維持できているとのことでした。
順調に改善が見られているようで安心いたしました。
この調子で過ごせて行けると良いですね。
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
Q.病院のお薬で治らなかったのに、漢方薬で治りますか?
A.漢方薬にて症状の改善が見られている方が多いです。
原因を特定することで体質改善にも繋がります。
Q.病院でトイレの回数はコントロールできないと言われました、漢方で改善するのでしょうか?
A.昼間・夜間のトイレの回数も少なくなり、楽になっている方は多いですよ。
夜間のトイレで寝不足だった方も、眠れるようになります。
Q.病気が発症してから長いので漢方薬でも改善しないのでは、と不安です。
A.かかっている(罹患している)期間が長いとその分時間がかかる可能性はあります。
ただ長いから治らないということはないのでご安心ください。
Q.漢方薬のお値段はどのくらいですか?
A.ご希望される生薬や状態によって異なりますが、1週間あたり5000円前後が目安になっております。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、「じっくり時間を取ったご相談」を心がけています。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
「担当薬剤師」 前原 信太郎
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。