黄斑浮腫は漢方薬で改善が可能です。
字が歪んで見えるようになってきた…
視野の中心に点が見えている…
視野が欠けてきているので失明が心配…
「黄斑浮腫」は改善が可能な病気になります。
「黄斑浮腫を漢方薬で改善しましょう。」
黄斑浮腫とは
物を見る時に重要な働きをする「黄斑」に液状の成分が溜まり、腫れている病気です。(「黄斑」には色や形を識別する視細胞がたくさん集まっています。)
「糖尿病網膜症」などが原因になり、血管からの水分が漏れる事で「網膜の浮腫(むくみ)」に繋がります。
「浮腫(むくみ)」が続き網膜の神経が傷み、機能が戻らなくなる事が多いです。
黄斑浮腫の原因
一番の原因になっているのが「糖尿病網膜症」です。
「糖尿病」は血液中のブドウ糖濃度が高くなる事で血液の流れが悪くなります。
眼球内の血管は大変細いため高血糖の影響が出やすく「網膜内の血流障害」に繋がる事が多いです。
網膜内の血流障害があると血管から血液中の成分が漏れ出て「毛細血管瘤」(血管の一部が瘤のように膨れる)が形成、「むくみ」や「腫れ」を起こします。
その他の原因としては、
・糖尿病網膜症
・網膜静脈閉塞症
・ぶどう膜炎
などになってきます。
黄斑浮腫の症状
主な症状としては、
・物が歪んで見える。(変視症)
・見たいものがはっきり見えない。(視力低下)
・中心が欠けている。(中心暗点)
などになります。
黄斑浮腫の漢方薬
「黄斑浮腫」は「網膜内の血流障害」が一番の原因です。
その為「血管の炎症を改善する漢方薬」を使い、血流の改善をしていきます。
また「黄斑浮腫」がおこる原因も様々なので、その原因により使う漢方薬を変える事が大事です。
一番の原因となる「糖尿病網膜症」の場合は「糖尿病を改善する漢方薬」を併用。
また「黄斑浮腫」が長く続く事により、目の神経が悪くなっている場合は「眼の神経を活性化する漢方薬」を併用していきます。
症状や病状の改善を目指す為に、血管の修復や血液が漏れ出ないようにしていく事が重要です。
加齢黄斑変性症の症例
症例(昭和30年生 男性)
1年ほど前から目が見えずらくなってきた為、病院に行った所「網膜中心静脈閉塞」からの「黄斑浮腫」と診断。
病院のお薬(カルナクリン)を飲んでいるが、症状が気になるようになってきた為ご相談に来られました。
症状としては「右眼の中心がぼやける」との事。
この1ヶ月特に悪くなっているとの事でした。
漢方薬の種類としては、
①血管の炎症を改善する漢方薬
②眼の神経を活性化する漢方薬
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から3ヵ月、ぼやけが少し減っているとの事。
見え方が良くなっているとの事でした。
漢方服用開始から10ヵ月、大分ぼやけも少なくなってきているとの事。
改善が見られているとの事でした。
漢方服用開始から1年3ヵ月、調子も良いので漢方薬の分量を半分まで減らしました。
見え方も良くなっているとの事。
漢方服用開始から2年、調子が良いのでご本人の希望により治療終了。
ぼやけも改善して見え方も良くなっているとの事でした。
順調に改善が見られているようで安心いたしました。
引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
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「担当薬剤師」 前原 信太郎
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。