2019 06/20 非結核性抗酸菌症(肺MAC症)[治療終了]

昭和16年生 男性
 
こんにちは。
今日の患者さんは「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)」の方になります。
 
20年前に区の検診に行った所、レントゲンの影から非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断。
数年前に肺炎を発症したのがきっかけで症状が悪化してきた為、こちらにご相談に来られました。
 
症状としては、咳や痰に苦しんでいるとおっしゃっていました。
 
一番辛い症状としては「痰」になり、黒から黄色の痰が出てしまっているとの事。
 
1日1回は痰が詰まり苦しんでいるとおっしゃっていました。
 
漢方の種類としては、
 
①菌を除去する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
③肺を潤す煎じ薬
 
の3種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から1ヶ月、咳もほとんど出なくなり黒色の痰はなくなっているとの事。
まだ痰は出る事があるが調子は良いとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から4ヶ月、昨年に比べると大分調子が良いとの事。
痰も出る事が少なくなっているとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から7ヶ月、痰は全く出なくなったとの事。
咳もほとんど出る事なく調子が良いとおっしゃって頂けました。
 
漢方服用開始から11ヶ月、咳や痰の調子も良いので菌を除去する粉薬と免疫を上げる粉薬の2種類を半分の量まで落としました。
順調に改善しているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年3ヶ月、寒くなり咳が少し出る時はあるが、体調良く過ごせているとの事。
 
漢方服用開始から2年、咳や痰もほとんど出ることなく元気に過ごせているとの事。
順調に改善が見られているとの事で今回で治療終了とさせて頂きました。
 
体調良く過ごせているとの事で安心いたしました。
引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。