昭和42年生 女性(当時40代前半)
こんにちは。
今日ご紹介する患者さんは卵管狭窄で不妊に悩まれている方になります。
結婚して1年になるご夫婦になります。
病院に行った所、卵管狭窄と言われたそうです。(狭窄なので完全に閉塞しているわけではないとの事でした。)
不妊を改善をという事でこちらに相談に来られました。
漢方の種類としては、
①血虚を改善する漢方薬。
②血流を良くする漢方薬。
の2種類を出させて頂きました。
漢方服用開始から6ヶ月、卵管を検査した所、両方が通っていたとの事。
癒着もしていなかったとおっしゃっていました。
漢方服用開始から9ヶ月、年齢の事も考え体外受精も視野に入れながら考えてみるとの事になりました。
漢方服用開始から1年3ヶ月、体外受精後の検査に行った所、無事に胎嚢が確認出来たとの事でした。
軽く出血があった為、流産防止の為に安胎薬を服用。
妊娠5ヶ月まで安胎薬を続けて頂き治療終了とさせて頂きました。
今回卵管狭窄に対しては「血流を良くする漢方薬」のみになります。
卵管というよりも「ホルモンバランスの調節」をメインで考えたのが良かったのかなと思います。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。